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2013年 09月 15日
【2013年8月交流会】
“つながる”名刺の活用術 広島SOHO’クラブ 2013.9.15 FRI 8月の交流会は、名刺スタイリストの久保勇二さんをゲストに招き、“つながる”名刺の活用術についてお話しして頂きました。 久保さんは広島を中心に、様々な職種の方の名刺デザイン、その他にも講話やワークショップも行っています。 最初に、なぜ「名刺」が大事なのか? まず、名刺は人や仕事に“つながる”ことができます。 名刺を交換することによって会話のきっかけになり、自分に興味を持ってもらうことができます。人と話すのが苦手な人、そんな人は名刺をきっかけに人と知り合い、そこから人と関わることの楽しさを見いだすことができるかもしれません。また、そこから仕事の依頼に繋がることもあります。 では“つながる” 名刺のコツとは? 名刺を作る上で、抑えるべき点を3つ教え頂きました。 ①一瞬のイメージで覚えてもらえる写真やイラストを載せる ②興味や話のきっかけとなる印象に残る言葉を載せる ③メッセージや理念など「思い」を載せる 次に、組織やチーム作りに活かせる名刺活用術とは? 小山薫堂さんの事例が取り上げられました。小山さんが、経営不振のホテル再建するため最初に行ったのが、「名刺を作る」ということでした。 スタッフ1人1人の好きな場所を名刺にし、トレーディングカード形式で集めると写真集のようになる。そんな名刺の意図は、1人1人に組織の一員として自覚を持ってもらうこと、そしてお客さまと積極的にコミュニケーションをとること。この狙いは見事に当たりました。名刺を通して、組織が一体になることができ、これがホテル再建のきっかけとなったのです。 自己紹介のワークショップで、“つながる”を体感。 自分の名前や好きな分野などを書いた紙を持ち、5~6人のグループで自己紹介をしました。紙に書いた物を見せ合いながら喋ることによって、会話もスムーズに進むし共通点なども記憶に残りやすく、スピーチ後の交流タイムでも会話が弾み、人と人とが“つながる”ことを体験できました。 ではどんな名刺を作ればいいのか? 答えは、『人の魅力や目的によって違うので正解はない』でした。 その人に合った名刺を作るには、とにかく話をして相手の魅力を引き出すこと、その結果ヒアリングが大切になってきます。 なぜ、日本に1人しかいない“名刺スタイリスト”なのか…それはここからきています。仕事内容は、名刺専門のデザイン。でも肩書きは「名刺スタイリスト」。デザイナーとは、依頼を受けて制作者のセンスでものを作り上げていく仕事。スタイリストとは、その人の魅力を引き出す仕事。 相手の魅力を引き出す名刺を作る名刺スタイリスト、久保さんの信念が窺えます。 “良い話は、良い質問から” お話の後は、恒例の交流タイム。講座の中であったグループでの自己紹介もあり、とても盛り上がりました。 今回の交流会を通して、名刺の大切さや人と人とがつながることの楽しさを学ぶことができました。今後、就活など名刺が必要な場面が増えてくるので、“つながる”名刺を作れるように、3つのコツを活かしたいと思います。
by soho-club
| 2013-09-15 10:00
| 交流会報告
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